耳鼻咽喉科・アレルギー科 山本医院
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寝屋川市打上元町の耳鼻咽喉科・アレルギー科・気管食道科

〒572-0858 大阪府寝屋川市打上元町18-10
TEL 072-825-8881

 

 

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医師の紹介

ご挨拶


 
近隣の皆様の健康支援に努め、皆様から常に親しまれ、何でも相談して頂けるクリニックにしたいと思っています。
どうぞ、宜しくお願い申し上げます。

【院長】山本 祐三

 

院長略歴

≪学歴≫
1977年3月15日 大阪医科大学入学 卒業
1981年3月31日 大阪医科大学大学院医学研究科博士課程 終了

≪職歴≫
1981年4月1日 
1984年10月16日
1994年11月1日


1996年8月28日
1999年8月31日
1999年9月1日
  大阪医科大学助手
大阪医科大学講師
米国留学
University of Texas, Southwestern Medical School
Anatomic Pathology (客員教授)
復職
退職
大阪医科大学非常勤講師

≪非常勤職員歴≫
1986年4月1日 藍野看護専門学校非常勤講師
1999年9月1日 大阪医科大学非常勤講師

≪免許・学位・資格≫
1977年8月10日
1981年7月22日
1981年7月31日
1983年1月27日
1990年10月4日
2013年4月1日
  医師免許証 (厚生省)
医学博士
死体解剖資格認定証明書 (厚生省)
日本病理学会認定病理医 (日本病理学会)
日本耳鼻咽喉科学会専門医 (日本耳鼻咽喉科学会)
補聴器相談医 (日本耳鼻咽喉科学会)

≪学会活動≫
日本耳鼻咽喉科学会大阪地方連合会 幹事 (昭和59年4月1日~平成13年3月31日)
日本耳鼻咽喉科学会教育委員会 委員 (昭和63年9月17日~平成4年7月26日)
耳鼻咽喉科臨床学会 常任編集委員 (昭和63年12月20日~平成8年3月31日)
大阪府耳鼻咽喉科医会 理事 (平成2年9月29日~平成13年3月31日)
日本口腔・咽頭科学会幹事 (平成4年9月24日~平成15年3月31日)
日本口腔・咽頭科学会評議員 (平成15年4月1日~現在に至る)
日本耳鼻咽喉科学会会報 査読委員 (平成5年12月20日~現在に至る)
大阪府医師会医学会 評議員 (平成6年6月24日~平成13年3月31日)

≪賞罰≫
昭和63年 仁泉会研究奨励賞受賞
平成2年 仁泉会研究奨励賞受賞
平成4年 仁泉会研究奨励賞受賞
平成5年 仁泉会研究奨励賞受賞
平成11年 盛記念学術賞受賞

 

山本祐三の医師としての歩み

 私は大学卒業後二十数年間、一貫して大学に勤務し、平成11年10月寝屋川市の現在地で開業いたしました。そこで、大学卒業後から今日に至るまで、医師としての教育歴についてご紹介致します。

I.大学勤務時代

大学での業務は大きく1)研究、2)臨床、3)教育の3つに分かれます。順に内容を明らかにしたいと思います。

1)研究実績の要旨
私は大阪医科大学を卒業後、同大学院で病理学を専攻し、人体病理学と実験病理学の指導を受けました。病理学教室在籍中、約300例の剖検と約5000例の生検診断を通じ、病理医としての研鑽を積むとともに、臨床疾患の本態を系統的に的確に判断し、分析するトレーニングを受けました。この期間に医学博士(甲第286号)、死体解剖資格認定(厚生省、第4121号)、日本病理学会認定病理医(日本病理学会、第1060号)などの資格を取得することができました(医師の紹介ページ参照)。耳鼻咽喉科学教室に入局以来、日常臨床を通じて、臨床医としての研鑽を積むとともに、次の3つのテーマで研究を行ってきました。第一は口腔咽頭や扁桃に関する基礎的研究で、電子顕微鏡や免疫組織学的な手法を用いて行ってまいりました。第二は頭頚部腫瘍の遺伝子異常や増殖能の研究で、この研究を推進するため平成6年、テキサス州立大学Southwestern Medical Schoolに留学し、molecular biologyの手法を学び、耳鼻科領域の腺様嚢胞癌や多形腺腫の癌化に伴う癌抑制遺伝子異常(Loss of heterozygosity)を世界で最初に明らかにしました。第三のテ一マは癌の化学予防の研究です。これらの成果は多数の国際雑誌、国内雑誌に掲載され、高い評価を受けました。
以上の3つの研究以外に、臨床的テーマとして、口腔咽頭疾患、特に、難治性口腔咽頭潰瘍や、全身疾患の部分症として発現する口腔病変の診断、治療、病因について、多方面から研究し、多数の論文や著書を執筆し、耳鼻咽喉科学の教科書にも掲載されています(以上、研究業績のページ参照)。

2)臨床実績の要旨
大学病院で外来患者の診療に当るとともに、耳鼻咽喉科領域の大きな柱である中耳伝音疾患と頭頚部腫瘍に関する2つの専門外来を担当し、患者を継続的に治療、経過観察し、診察を通じて医局員の臨床指導を行ってきました。
入院患者の手術では、以上2つの領域に関し、中耳疾患に対する鼓室形成術や頭頚部腫瘍、殊に唾液腺腫瘍、甲状腺悪性腫瘍、喉頭腫瘍を中心に摘出術および頚部郭清術を行い、教室員の手術指導ならびに病棟での臨床指導に携わってきました。
これらの領域以外に、口腔咽頭疾患(口やノドにできた病気)は私の専門領域です。既に多くの専門書を執筆し出版されています。さらに、めまいやその他さまざまな病気が集まる大学病院に長年勤務したことにより、豊富な臨床経験を積むことができ、臨床医として全ての病気をカバー出来るオールラウンドな知識と技術を習得することができました。

3)教育実績の要旨
大学では講師に就任以来約15年間、4回生、5回生、6回生、大学院生に対して系統講義、実地臨床教育を通じ、主に口腔咽頭疾患、頭頸部腫瘍、中耳疾患の各領域に対して、基礎知識と手術法について教育しました。また、学外の大学の非常勤講師としても講義を行ってきました。一方、学内のカリキュラム委員会や、医学教育ワークショップにも積極的に参加し、教育システムの改革に取り組んできました。また、日本耳鼻咽喉科学会教育委員ならびに大阪府耳鼻咽喉科医会理事として耳鼻咽喉科医の卒後教育にも力を注ぎ、臨床医として社会的責任の果たせる豊かな人間性をもつ医師の育成に努めてきました。

II.寝屋川市開院後

 平成11年10月開業以来、これまで大学で経験した豊富な臨床、教育、研究実績に基づき、以下の点に注力し日常の診療に当っています。
1)医学の進歩、革新を進取の精神で受け入れ、最先端の知識、技術を患者様に安全な方法で提供することに努めています。
2)開業後も臨床的テーマを中心に積極的に臨床研究、学会発表、論文投稿を続け、常に最先端の知識の発信、吸収に意欲を燃やしています。寝屋川の開業医が日本耳鼻咽喉科学会にアピールし、牽引することに誇りを感じています。
3)患者さまの訴え、ご意見に耳を傾け、患者さま第一の良質な医療の提供に努め、他のどの医療機関よりも早く治すことに専心致します。

 

診療内容および専門とする疾患

☆耳・鼻・のど・めまい全般の治療
 (耳処置、鼻処置、咽頭処置、喉頭処置、投薬など)
☆アレルギー科全般の治療
☆外来での日帰り手術
☆声の健康相談
☆睡眠・呼吸の健康相談
(いびき、睡眠時無呼吸症候群)
☆がん検診
☆生検による病理組織検査と診断
☆補聴器適合検査
☆難聴者の身体障害者意見書
☆小児予防接種
☆特定健康診査(40~74歳まで)
☆後期高齢者医療健康診査(75歳以上)
スギ花粉、ダニの舌下免疫療法

 

提携医療機関

・大阪大学医学部附属病院
・関西医科大学附属病院
・大阪市立大学医学部附属病院
・大阪医科大学附属病院
・大阪市立総合医療センター
・大阪府立成人病センター
・大阪赤十字病院
・北野病院

 

所属学会・認定医

【所属学会】
日本耳鼻咽喉科学会
日本病理学会

【資格・認定医】
日本病理学会認定病理医 (日本病理学会)
日本耳鼻咽喉科学会専門医 (日本耳鼻咽喉科学会)
補聴器相談医 (日本耳鼻咽喉科学会)

 

最近の執筆活動など

口腔・咽頭に関する最近の論文

  1. 山本祐三, 牧本一男, 竹中 洋. 難治性口腔咽頭潰瘍の臨床病理学的検討. 口咽科10, 225-234, 1998.
  2. 山本祐三, 牧本一男. 口内炎. 岡本 健ほか編: 16-27, 口腔咽頭の臨床. 医学書院, 1998.
  3. 山本祐三, 牧本一男. 口内炎. 山下敏夫ほか編: 14-19, 新 図説耳鼻咽喉科・頭頸部外科講座 第4巻, 口腔・咽頭・喉頭・気管・食道. メジカルビュー社, 2000.
  4. 山本祐三, 牧本一男. 口内炎・難治性口腔咽頭潰瘍. MB ENT 32, 1-6, 2003.
  5. 山本祐三, 牧本一男. 難治性口腔咽頭潰瘍. JOHNS 21, 1347-1350, 2005.
  6. 山本祐三. 口内炎. 耳喉頭頸 77, 949-952, 2005.
  7. 山本祐三. 口腔咽頭潰瘍. 口咽科 19, 153-159, 2007.
  8. 山本祐三. 難治性口腔咽頭潰瘍への対応. 肥塚 泉編: 263-266, すぐに役立つ外来耳鼻咽喉科疾患診療のコツ, 全日本病院出版会, 2008.
  9. 山本祐三, 牧本一男. 口内炎. 日本口腔・咽頭科学会編: 26-31, 口腔咽頭の臨床, 第2版. 医学書院, 2009.
  10. 山本祐三, 牧本一男. 口臭の原因としての口腔・咽頭疾患 –舌, 腫瘍をふくめて, 口腔咽頭疾患を原因とした口臭について-. MB ENT 108, 23-27, 2009.
  11. 山本祐三、牧本一男. 口腔・中咽頭癌. 頭頸部癌診療のABC -診療所における基本戦略-. MB ENT 116, 22-27, 2010.
  12. 山本祐三. ストレスと口腔乾燥感. ストレスと耳鼻咽喉科疾患. MB ENT 121, 24-48, 2010.
  13. 山本祐三. 口腔咽頭の炎症性潰瘍疾患にコルヒチン. JOHNS 30: 1064-1066, 2014.
  14. 山本祐三. 急性喉頭蓋炎患者に閉塞症状が出ている. JOHNS 30: 1289-1291, 2014.
  15. 山本祐三. 舌痛症. JOHNS 31: 523-528, 2015.
  16. 山本祐三, 牧本一男. 口腔粘膜病変の鑑別. MB ENT 192: 89-94, 2016.
  17. 山本祐三, 庄田武司, 黒川晃夫. ベーチェット病の口腔粘膜病変. JOHNS 32: 1605-1611, 2016.

⇒過去の執筆活動等はこちら
 

最近出版された書籍

山本祐三, 牧本一男. 診療所における頭頸部がんへの対応 ―発見・検査・紹介・退院後経過観察―, 口腔・中咽頭癌. 岸本誠司編. がんを見逃さないために 頭頸部癌診療の最前線. ENT臨床フロンティア. 中山書店; 2012. 206-211

山本祐三, 牧本一男. 第1章 口腔疾患を診る. 私が薦める治療法, 再発を繰り返すアフタ性口内炎. 黒野祐一編. 口腔・咽頭疾患, 歯牙関連疾患を診る.  ENT臨床フロンティア. 中山書店; 2013. 77-83

牧本一男, 山本祐三. 第1章 口腔疾患を診る. 私が薦める治療法, 口腔粘膜にみられる諸種粘膜疾患. 黒野祐一編. 口腔・咽頭疾患, 歯牙関連疾患を診る.  ENT臨床フロンティア. 中山書店; 2013. 7-17

山本祐三. ビタミン薬. 市村恵一編. 耳鼻咽喉科 最新薬物療法マニュアル ―選び方・使い方―.  ENT臨床フロンティア. 中山書店; 2014. 227-232

スタッフ紹介

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